昨日のペースメソッドの研究会で、話の流れでリストの話が出ました。
暗譜でピアノの演奏をする、というのを始めたのはリストだという話や、モテモテだったこととか。
今の時代のスターよりも凄いスターだったみたいですし
曲も派手で、演奏の見た目の効果もよく考えていたようですよね。

この本を前に読んでいました。

IMG_0304.jpg

リストのことがよく解って面白かったです。
人気があったと言っても、どれほどのことだったのか。今の芸能人や
アーティストとは比べものにならないくらいの、存在であったようですが
それが、具体的に分かりやすく説明してありました。

恋多き人で、派手で、、という一面がよくしられてますけど
慈善活動やチャリティなどの奉仕の精神をとても持ち合わせてられたそうです。
ヴィルトゥオーゾとして、超絶技巧を見せびらかす人、、というような
誤解もあるようですが、実際にはいわゆる技巧的な奏法やメカニックに偏重する奏法を
ことのほか軽視し、嫌ったそうです。
「生きている愛しき人々を光で照らし、亡くなった愛しき人々を精神的にも肉体的にも安らかに
眠れるようにすること。それが私の芸術が求めるものであり、目的なのです。」
とリストが親しかった叔父に当てた手紙に書いたそうです。
そして、54歳で聖職者になられたそうです。

どんなピアニストもかなわない凄いピアニストであり、スキャンダルにまみれたスーパースターであり
莫大な寄付を行った慈善家でもあり、後進の指導に情熱を注いだ教育者でもあり
敬虔なカトリック信者であり聖職者。。。

そんなリストの色々を知ることができて、面白い本です。

あぁ、、、ショパンやリスト。。
その頃にタイムスリップして、実際の演奏を聴いてみたいですね(><)
実際に生きてたなんて、、。
それは叶わぬ夢ですけれど、楽譜というのはタイムマシンのように
その作曲家の生み出したものを後世に運んでくれるんだなと
しみじみ思います。

2016.03.16 Wed l 書籍 l top