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19日、修学院アトリエステーションでピティナピアノステップがあり、お手伝いしてきました。
ステップの間、ランチタイムにミニミニレクチャータイムがありまして、上田泰史先生が先生の著書にもなっている「チェルニー30番の秘密」という本より〜メカニスムの背後に様式が見える〜というレクチャーをしてくださいました。

チェルニー

実は急遽5日前に、事情があってこのレクチャーの参考演奏を代わりにしてくれないかな?との依頼がありまして、前日記にも書きました通り、演奏会の次の日でしたし、大丈夫かな???!と思いつつも、お力になれるならと思ってお引き受けしました。
あと、上田先生が数年前に、チェルニー30番についてのセミナーをされてるのをe-ラーニングで勉強したことがありまして、その時に目から鱗が落ちる〜!と思うくらい自分のチェルニーに対する認識がガラッと変わって、曲も全く違うものに見えた、という経験がありまして。
なので、ちょっと嬉しいなと思ったりしてました(^^)

当日、初めてどんな感じか軽く打ち合わせをしていただいて、パソコンで参考の音源などを聞かせていただき、お話も伺えて、すぐに本番でした。

レクチャーは。。チェルニー、というと無機質な手の運動のための練習曲!つまらない!義務!みたいな意識の方がいまだにおられるかも??ですが、実はそれぞれの曲はオペラやリート、バイオリンやフルートなど管弦楽、などを想定して作られた曲だったりするので、その楽器や歌を想定して演奏したら、こうも楽しく音楽的である、ということがわかるよ、という事をオペラや楽器の音源とともに説明してくださり、それに対応するチェルニーの曲のさわりを私が弾かせていただく、というものでした。
個人的には、子供の頃、私はチェルニー練習曲好き勢でしたし、全く嫌いじゃなくて苦労も感じてなかったんですけど、全くそんな風にオペラや楽器のイメージを持つこともなく、先生から言われた記憶もなく、ただこなしてただけだったと思います。
こういう風に、オペラやオーケストラなどを聴いて、知って、感じる、という事はやっぱりピアノを弾く上では絶対に大切なんだなと、本当に思います。

この上田泰史先生の本、おすすめです!!!!!!
レッスンを受けてる人も、レッスンをしている先生も、絶対に読んだほうが良いなと思います。

あと、今回は二人大人の生徒様が、去年に引き続きステップに出てくださって、またどちらも素敵な演奏されました〜!
やっぱりピアノ愛があるんですよ。。。。
どちらも、審査の先生の評価も良かったように思います。
2023.11.20 Mon l 演奏活動の事 l top