今、数名の大人の生徒様が来られています。

大人の方は、ご自身が何をやりたいかを決めてられることが多いので、そのお手伝いをする気持ちでレッスンさせてもらっています。

弾きたい曲を弾けるようになりたい、、と来られる趣味の方がほとんどです。が、こういう方もいます。
ペースメソッド研究会の先生からのご紹介の方。この方は、60代になってからピアノを始められたそうで、他の大人のためのピアノのレッスンへ行ってられたのですが、なかなか弾けるようにならない、、とご友人にご相談された時に、ペースメソッドというメソッドがあるからやってみたら?と勧められたそうです。

具体的に何が違うのかご説明しますと。
最初から全調で学んでいくということ、基礎的な音楽理論が学んでいけること、コードを覚えられること、、その上で即興ができるようになること、、など。それを、最初の簡単なことからやっていける教材です。
教材は、4冊の教材を同時に使って行きます。それによって、何度も演習できるので身について行きます。
あと、一番良いことは、楽譜の見方が変わるので、自分で楽譜を整理してみれるようになる視点を持てることだと思います。

理論(難しいことではなく基本的な)なしで、ただ音符を拾って音にして弾いていき完成させる、、というのが趣味で習っている場合の一般的に多いピアノの楽しみ方だったりします。
もちろん、それで子供の頃からやっていて弾ける人はたくさんいます。(先生に色々とアドバイスもらって最終的に仕上げることができる、その繰り返しの状態ではあるかと思いますが)それはそれで、音楽を楽しんでることに違いはないとは思います。才能豊かで、自然に弾けちゃう人もいますしね!
でも、楽譜を読む、ということを本を読むことと同じように考えていただくとわかるのですが、小学校1年生の子がひらがなの文章を読むとき、「かえるのうたが」という文章があったら、「か、え、る、の、う、た、が、」と読んでいくと思います。その時、着目してるのは、一つの文字だけ。そして間違ってもいない。でも、読んでる方も、聞いてる方も途中まで意味がわからないと思います。でも、大人になってもし読むとしたら、まず「蛙の歌が」だとわけがわかった状態で読むことができますよね。。
楽譜もそうなんです。ひとつひとつの音符を読んでは弾き、読んでは弾き、、で繰り返して覚えて、そうこうしてるうちにやっと全体像が掴めて、フレーズがわかり、、、、というやり方は、少し難しい曲になってくると頭打ちがきます。
基本的な理論を知っておくというのは、国語の文法を理解するというのと同じことなんです。

あと、理論だから頭でっかちな、、というものではなく、全調やることで(毎回移調します)調の色合いを感じ取ったり、自分の好きな調の雰囲気はこれかな、、など考えたり。そうすると曲によって作曲家さんがなぜこの調にしたのかな、、と考えるようになり、曲想やイメージを持って曲に取り組むことができるようになります。

好きな曲を自由自在に弾きたい!そのためにピアノを習う、という気持ちが大きいと思います。ですので、こうやって基礎的なことを4冊使ってやっていくのは、人によってはストレスになったりするかな〜?!とも心配していたのですが、みなさまバッチリ使いこなしていただいてます。楽しいと言っていただいています(本当だと信じたい♪(笑))
ペースメソッドをやりたいと来られた方以外の生徒様も、最近は今やっている曲にプラスして基礎から復習兼ねて学んでみたいと取り組まれるようになりました。大人にこそ、ぴったりな教材な気がします。


お子様には、導入前時期にペースの幼児期の教材も使いますが、主として導入からブルクミュラーにかけての時期には松田先生のロシアン奏法を身につけることができるピアノレッスンという教材を主に使っています。
時には大人の方にも、最初やってもらってます。
弾き方によっての音の違い、音を大切にどう弾くと良いのか、、などわかりやすいのです。(その教材の魅力については、また後日書こうかなと思います。)
実は、ペースはアメリカ、松田先生のはロシア。入りのアプローチは真逆なのです。
結局は全部身につくのが一番なのです。ただ、一挙に全部をやろうとしたら、週1回のレッスンでは無理です(^^;)
そこで、子供さんには、まず絶対にピアノ弾く上で身につけてもらいたい奏法の方を中心にやっていき、理解力がつく年齢になってきたらペースメソッドを取りいれて見たりしています。

ペースメソッドは本当はグループレッスン(もしくは2人レッスン)推奨です。普通の個人レッスンの他に、そういうグループクラスを作ることも、、考えてみてもいいかなとは思ったり。まぁなかなか予定を合わせるって難しいですからね〜。。


2018.04.12 Thu l レッスンのひとこま l top