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スクリャビン ピアノのための前奏曲 演奏の手引き
ピーター・コラジオ 著
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スクリャービンは、初期の頃(ショパンを崇拝してて影響がかなりあった頃)と中期、
後期の神秘主義や神智学に傾倒して自らを哲学者としてた頃の曲があり、その後期の作品は深い精神性が求められて、さらには技巧的にも鍵盤上での大きな飛躍や多重和音などとても弾きにくく、演奏者はまず指使いの工夫に迫られます。

それを、著者のピーターコラジオ氏が手引書としてまとめたものがこの本だそうです。
スクリャービンの書いた90曲ものピアノ前奏曲の中から前期、中期、後期それぞれの曲に対する様々なアドバイスが書いてあります。
残念ながら執筆途中で亡くなられたそうですが、下書きが残っていて、それを元に仕上げたそうです。(中村菊子さん監修・・ジョセフレヴィーンのピアノ奏法の基礎の和訳された方。)

今、スクリャービンを練習してるので、以前買って読んでいなかった(^^;)この本を読みだしました。
私が今やってるのは前奏曲ではありませんが、色々とヒントがありそうなので、じっくり読んでみます。
2018.02.19 Mon l 書籍 l top