生徒様M様が、レッスンの時に持ってきてくださって貸していただきました。
早速読みました(^^)
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先日のサロンコンサートで、マーガレットフィンガーハットさんが一番最後に「farewell to Hirta by Francis pott 」という曲を弾かれたのですが
その曲というのは、悲しい実話からインスピレーションを得てFrancis pottという現在ご存命の作曲家さんが作られた曲だったのです。
その実話というのは、この本のセント・キルタという島の話です。
大昔より代々、自給自足で過酷ながらも平和に生活を営んできた島民が、最終的に離島を余儀なくされて島を離れなくてはいけなくなったそうなのです。
フィンガーハットさんの話では、長調の曲だけれど、、短調ではなく、長調だからこそもっと深い悲しみを表現できる、、ような、それはシューベルトがよく使った手法の曲である、とのことでした。
一緒に聴いた人達も、この曲に対しては色々と感じることがあったようで、ピアノから情景が浮かぶ!と言ってられました。

そして、M様もそうだったようで、なんとCDも探してお買い求めになられ
この島についての書籍まで購入されたそうなのです。
早速今日は、このCDを聴きながら、本を読ませていただきました。
CDには、チェロとピアノの曲なども入っておりましたが、一番最後に先日弾かれたピアノ曲が入っていました。
チェロの曲も素敵でした!!ちょっとフォーレっぽいような??

本は、セント・キルタの最後の長老であるフィンレー・マックイーンさんの生涯を中心に
島の変化を書いてました。
それは、ある意味日本の鎖国の時代から、半ば無理やり、そしてやがては惹かれて西洋文化が入ってくきて人々の生活が変わっていった、その様子とも重なります。
本当の幸せとは何か、その問いと答えを考えさせられます。
そして、この本の最初には、作者がこの島のことを偶然にも知るところから話が始まるのですが
作者はこのことを世に伝えることが自分に与えられた使命かもしれない、と感じられたようでした。
そして、先日のコンサートでフィンガーハットさんがこの曲を取り上げられ
そして、M様がこの本を手にされ。。。
こうやって、私にまで届いて知ることになった。。。。
伝えようという気持ちも、伝えて欲しいという気持ちも、人間によって繋がっていくのだな〜と、不思議さと共にそれが大切なんだなと思いました。
M様は、スコットランドに住まれていたそうで、その頃はこの島を知らなかったそうなのですが
でも近くにおられたので(と言っても、本土から恐ろしく遠い世界の果てというくらい離れた孤島だそうですが)
さらに何かしら感じられたそうです。
私も先日、アイルランドへ行ってきたので、雰囲気的にはあの海の向こうだったのか、、と
遠く広がる海と、海風を遺跡のところで感じたのを思い出しながら、読みました。

いいものを読ませていただけて、感謝してます!
2017.05.06 Sat l 書籍 l top