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「ぶらあぼ」掲載のヤブウォンスキ先生のインタビュー記事です。とっても考えさせられる記事で、とっても正直に話してくださっていて、今回(だけではないかも)のコンクールの裏で審査員の先生方がどんな感じだったのか(どういう人を良いと思うか、ショパンの演奏とは何か、などの考え方の違いのことなど)言ってられて、やっぱりなぁと思ったり。
ぜひ読んで見てください(^^)
  こちら↓
インタビュー記事

コンクール見るたびに感じる思いがあるんですけど、今回はそれを思うのがしんどいなと思って、距離をとって観てたし、あまり感想を持とうとしなかったんですけど、、目をつぶって、今の時代の今回の求められてたものはきっとこうなんだろう。。と観てたんですけど、それゆえにはっきりとそれを口にされてるので、ハッとしてしまいました。
記事の中の先生の言葉で、ああ、、と思ったのは
   ↓
コンクール全体を通して私が感じたのは、悲しいということです。聴衆がどんな反応をしようが、人々がブリリアントな個性を好こうが、何かが失われている、というのが現実だと思います。
 私はこの後の5年、10年でコンクールがどうなっていくのか、見当もつきません。よりいっそう混乱してしまうかもしれない。喝采を求めるあまり、大事なものを見失っているとしか思えません。

本当に、、お客さんを、わ〜っと沸かせてなんぼ。。。みたいな感じがあって、お客さんだけだったらいいけど、お客さんの反応を審査の一つにしてそうで、、なんかモヤモヤしてたので。それを踏まえて選曲するとか、、どうなんかなーとか。

きっと、それも一つの楽しみ方ですけどね。。でもショパンの音楽とは相容れない感じしますもんね。

優勝のリウさんは、本当のところブリリアントな個性ってのに当てはまってると思います(^^;)
でも、なんだか爽やかな上品なブリリアントで、ショパンの許容範囲では?!と思える不思議な魅力ですよね。


2021.12.04 Sat l 未分類 l top