フェイスブックの方へは書いたのですが、ブログにも報告と記録を兼ねて転載しておきます。

7日8日9日と、松田紗依ピアノ研究会合同ワークショップに参加してきました。
参加メンバーですが、研究会は、東京、富山、高知、沖縄にも研究会が広がっていて、そこからこられた方や、千葉、福岡、名古屋、奈良の方。京都研究会は京都、明石、大阪、滋賀からの参加です。
先生は、スラミィタ・アロノフスキー教授(ロイヤル アカデミー オブ ミュージックの教授、ロンドン インターナショナル ピアノ コンペティションの芸術監督)から、イギリスでロシアン奏法を伝授されて、それを日本の子供達にも教えたいと、帰国してから教えてる子たちに合うように順に学べるよう作曲して手作りでテキストを作りつつ教えてられて、その間も何回もイギリスへ行ってはアロノフスキー先生に確認してもらい、、を続けてテキストを作り上げられました。
最初は手作りテキストだったのを、自費出版で旭堂さんから販売(娘が習いだした頃や、私がこのテキストで教え出した頃は、まだこの自費出版の楽譜でした!)を経て、今はカワイ出版より出版されて市販されてます。
合同ワークショップは、昨年10周年記念も兼ねて行われて、次は何年後かしら?!とおっしゃってたのが、開催して欲しいという声に応えてくださったのか、今年も開催してくださって良かったなぁと思います。
なぜなら、1年経つと成長の様子がお互い良くわかるなと実感できたからです!そして、新しく始めた方と少し前からの人との違いがすごく良くわかるんです。。自分が通ってきた成長過程(理解の)がわかる感じです。(もちろん今も完璧じゃないと思いますが💦一応京都研究会は一番の古株なので(^^;))
ワークショップ内容は、宿題としてあらかじめ出していただいてた課題→自分の生徒さんに、先生のテキスト「ピアノレッスン」より、その子がさっと初見で弾けるレベルの曲を弾かせて、その時どう弾いたか、その曲でどう弾いて欲しかったか、問題点をどう指導したか、その結果どうなったか、をまとめて発表すること。基本のポーンや5度、スケールアルペジオを順番に弾くからそれをやっておく事。←
を順番にやったり、ピアノレッスンのテキストの指導の手引き(市販されてないから宝物です😭)を全巻分いただけて、これを元にレクチャーしてくださり、それぞれから見てもらう曲を選んで一人ずつ弾いてアドバイスをいただいたり(人数多いので、一人当たりの時間をストップウォッチで計り、チーンを鳴らす形式)。
人により、色々なクセがあるので、それに対しての先生の具体的なアドバイスを一気に見聞きできて、凄い情報量です。
ブルグミュラーも順に、それぞれの音形の部分をどういう音色で弾くと良いのか、どうすればそのような音色になるか、それはテキストピアノレッスンのどこで学んでいた所なのかを紐付けして教えて下さいました。
ブルグミュラーに行くまでの段階で既にどう指や体を使ってイメージを持って鍵盤に対してどうタッチすればそうなる、、という事を教えてある必要性がある、という事ですね。音形は四分音符でも八分音符でも16分音符でも同じですから、最初から学べる事であるんですよね。。。
それにしても、先生の体力気力、頭の回転、声量、凄すぎます。。私たちは、見聞きしてるだけでもかなり消耗してるのに💦(笑)
3日間、合宿のような感じで最初の日は13時から20時、次の日は9時半から18時その後懇親会、最終日は9時半から15時。
お昼ご飯も、夜ご飯も、美味しい所から取ってくださって、2日目の懇親会は皆さまとワイワイして😊いい先生ばかり。。本当に学びたい、レッスンに生かして子供たちに綺麗な音を弾かせたい、ピアノの音を追求したい方ばかりで嬉しかったです。
ますますやる気が出てきました!