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本日は、鵜崎庚一先生のセミナーへ行って来ました。

先生の著書のアナリーゼシリーズがありまして、その中からバッハのシンフォニア(3声)
を解説してくださる、というものです。

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前から、このシリーズのインヴェンションとシンフォニアを持っていて参考に勉強してたのですが
直接お話しを聞けるので、楽しみに足を運びました。
全部で3回シリーズの1回目でした。
前にインヴェンションもやってられたようで、それは知らなくて(><)後悔!!

とても快活な颯爽としていて、はりのある声で時折笑わせつつ
わかりやすく教えてくださいました。

本では、アナリーゼを文章と目でもわかるように矢印や図で説明してくださっているのですが
結構難しく感じて(^^;)
でもあらかじめ、色々と自分でも読んで考えたりしていたので
お話を聞いたら、そういうことか!!と、腑に落ちました。

アナリーゼの重要性から、その順序、見方(判別の仕方)、を実際にNo.1とNo.2
の曲を使って説明してくださっていて、その内容がもちろん良かったですが
その前のお話で、ほんとそうだわ!と思ったことがあります。
生徒さんにも、常々、音楽は文章と同じなんだよ〜って言って説明してるんですけど
今日も先生もそれをおっしゃっていましたが(終止形の部分が句読点になるわけで)
なぜ同じなのかって部分。
人間が作り出すものなんだから!と。朝起きて、歯磨きして、ご飯食べて、仕事して、帰ってご飯食べてお風呂はいって寝る、、ような、人間が作り出すんだからと(笑)
違いはあっても、そう大差ないよ、人間が作るもんにさ!
という感じに言っておられたような。

終止形も、がっつり止まる感じなのか、ふわっと終わる感じなのか。
その数。少なければ流れの多い曲。
会話と同じなので、一定の速度というのは不自然。早めたり遅めたり、スピーチするときにもするわけで、それによって訴えることができるわけだから、調の移り変わりを把握してそれによって変化をつける。

などなど、もっと色々と感動することがありましたがひとまず。

写真の中で、ピンクのオリジナルノートって書いてあるノートですが
今までセミナーでこれもらったことないけど、今回だけでしょうか?この先もかな??
中は、大学ノート部分と、5線譜部分があって、便利でした!

それにしても、先生のような作曲家の先生は、バッハのすごい創意工夫の部分を興奮したように感動を伝えようとしてくださるのがいいですよね〜。
2017.01.31 Tue l 研究会、セミナー l top
今日は午前のレッスンの後はぽっかりと予定がないので日記でも。と思うと長文になってしまいました。お暇な時間があったら、気が向いたら読んでください(^^)

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今日は大人の女の子のレッスンでした。
芸術やアートのことを学ばれてる方で、とっても自分の感性に忠実に生きてられて、素敵だなといつも思います。
学校での課題のピアノは終了したそうで、そのまま曲集をやっていましたが一旦置いておいて
ロシアン奏法の松田先生のテキストで、1音からのをやってみようということになり、この前からはじめました。

楽譜に書いてある1音を、ピアノの鍵盤で弾く、、というのは簡単なことですし
簡単な曲をやるのは最初は抵抗あるのでは??と大人の人に対しては特に思ったりするのですが
1音をこだわった音色で、脱力や力の入れ具合、体や腕の使い方、離鍵の仕方、、様々に考えながらやるのは、逆に難しく。。本当にそれを身につけたいと思って取り掛かりたい人でないと出来ないことでもあります。

でも、今日色々とお話していて、あぁ同じ思いだなと嬉しくなりました。
なぜそれが良いことで必要なことと思ってるかの価値観というか。
彼女は耳が良くて、人の演奏を聴いて受け取る音の感覚というかそういうことからも
音がまず綺麗でないと、、と思われたのもありますし(松田先生宅でのサロンコンサートに一緒に何回も行ったので、一流のロシアンピアニストの音色を聴いたりしていて耳が肥えて、人が弾くめちゃくちゃ大きくて綺麗じゃない音で弾いてるピアノを聴くのが苦痛になったそう(笑)わかる!)
いくら手がめちゃくちゃ速く動いて、難しそうな曲が弾けたとしても、耳を塞ぎたくなるような音だったら聴くのも弾くのも辛い。
たった1音でも、綺麗な音で弾けたら自分も人も幸せになり、嬉しい。
美術でも一緒で、たった一筆の線で描いたものでも美しくて心を動かすこともある。
その大事な部分、、なんだか共通する思い!!!
そういう話をしていて、とても嬉しかったのです。

                    ◇


もしも、超プロを目指して音大を目指している、、という人ならばその道の先生についてその道への道筋が必要になってくるかと思いますので、そういう方には私は先生に紹介することにしています。
(ちょっとでもそう考えてる人には、まずそのように言っています)
その道はその道で、生半可なことではダメな世界です。。
すごい経歴で実績の先生はきっとたくさんいらっしゃるので、そういった先生を探してもらっても良いですよね。

私の教室では、お子様には基礎(音楽の仕組みも)と共に奏法を身につけてあげて、この先どのように進むにしても土台の部分をきっちり身につけてあげようと思っています。
それに加えて、どういう音が良いのか、楽譜からどう読み取ってイメージしてそれを音にするのか、などを自分で考えられるようになってもらって、実感として自分の心の中から表現してピアノを弾けて楽しめるようになったらなと思ってます。生涯楽しみの一つになってくれたら、との思いです。

大人で来ていただいた方にも、同じくです。
ただ、大人の方や途中から移って来られた方は、ある程度何かしらの知識やテクニックを習得して来られていて、それは人によって違うので、最初はお互い手探りというか、、どこまで求めてられるかも人によって違うと思うので、しばらくはすり合わせの時間が必要ですね。

先日から来てくださっている大人の生徒さまも、なんと1音からやってみたいと言ってくださり松田先生のテキストでやってます。
この方も、とても感受性の豊かなお方のように思いますし、音や音楽への感じ方もとても音楽的な方だな〜と思います。
色々な人の手の形で変わってくることもあるので、色々な方をレッスンさせていただけるのがとても毎回勉強になります。大人の方は色々な人生経験や知識をお持ちなので、そういう意味でもとても良い影響をいただけたりします。ありがたいと思っています。


                     ◇


ピアノを弾くと一言に言っても、楽しみ方は人それぞれ。。
難しい曲や、憧れの曲を、なんとしてでも弾きたい、という楽しみ方もあるでしょうし
簡単(音数が少ないような)な曲だとしても、全て掌握して音色にこだわって響きを楽しめての充足感を味わう楽しみ方もあり。。(ほんとは音数少なかったら誤魔化せないから余計に難しいのですが)

もちろん、難しい曲で指がめちゃくちゃ速くうごかせてテクニックも完璧で音色も音楽世界も表現もこだわって、全て掌握できたらいいに決まってますが!!(笑)
でもそれは超一流のプロの領域ができることかなと思ったりもします。
テクニックやメカニックが完全で、無理がない余裕の状態でのコントロールが必要になってくるからです。
(超一流のその領域のプロの人でさえ、色々な差があり、表現は様々で、解釈も様々、評価も様々。。かもしれませんが)

私も含め、、絶対にこの人生中では無理だろうと思う領域でも、、、心や目標はそこ、であるべきだとは思います。
けど、自分の現在できるであろう範囲でちゃんと芸術的なこともできるはずとも思うのです。
その範囲を、広げていければ良いと思うのです。最小単位の部分から本物を、、とでもいうのか。。

めっちゃ指が動こうが、譜読みが早かろうが、ゆっくりしか弾けなかろうが、譜読みがゆっくりであろうが、、でも、最終的に演奏した時に、出す音の部分が美しいかどうか、説得力あるかどうか、なのかな〜と思います。

その求めてる芯の部分を自分にも再確認して、自分もじわじわ頑張って、できる範囲を広げて進めて行かないとと思ってます。

さて、この人生中で、どれだけ広げて、近づけるでしょうか。
諦めなかったら、絶対に少しずつは進むはず!!と思って頑張ろうと思います(^^)
2017.01.24 Tue l レッスンのひとこま l top
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違うんです!!!(笑)
直木賞取る前から、読む予定だったんです〜〜〜〜!!!!!

と、今更言ってもいいわけのようですが(^▽^;)

コンクールウォッチャー(?!)としては、読みたい内容だったのと
同じようなお友達で読んだ人の反応が良かったので、期待していたんです。
直木賞受賞したから読むわけじゃないんです〜!(笑)

まぁどっちでも良いことですね。

今日は、子供達は塾のテスト、、のはずが、下の子供は熱が出てしまってダウン。
夕方の用事までの間にちょっと時間があるので、傍らで読んで過ごそうかと思います。





2017.01.22 Sun l 書籍 l top
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フラフープ♪

ピアノの先生をしている友人がやっていると言っていたので、よーし私もウエストにくびれを作るぞ〜!とばかりに。

しかし、、できないもんですね(;;)
慣れれば、歩きながらでも回せるそうです。
そんな達人芸になるのはいつのことやら。。
回しては落として拾い、回しては落とし拾い、、、
もしかして普通に回せてるより痩せるかもよと言われて、確かにと思ったり。


私の日常といえば、家事全般、お寺の用事、ピアノのレッスン、ピアノの練習(勉強)習い事やセミナーです。
シンプルなもんです(笑)でも、時間は一杯一杯で一日があっという間です。
お寺だけあって留守にはできないので、勝手に思いつきで出歩いたりはできないので
家でできる運動を、ちまちまするしかないかな〜と思ってます。

ピアノは、本番がしばらく無く、せっかく本番の曲に追われてないので
色々と課題を決めてやっていきたく。
今は、ショパンのエチュードの何か、新曲を何か、レパートリーを何か。。
という感じに毎日の練習をしてます。
今日は、ムジカノーバを買ってきて読んでいたのですが、バッハのインヴェンションについての特集でした。
なので、今日はインベンションを色々考えつつ全曲弾いてみたりしました。
今月の末に、宇崎庚一さんのシンフォニアの講義(全3回のうちの1回目)に行きます。
この先生のインヴェンション、シンフォニア、それぞれのアナリーゼ本を持っているのですが
その本の講義だと思うので、めちゃくちゃ楽しみです。
バッハも、日々の練習には必ず入れた方がいいだろうな〜〜と思うので、今年はそういう風にちまちまやっていこうと思います。平均律も、今年何かちゃんとやろうかなと思います。(去年はやらなかった)
R奏法研究会でも、インヴェンションの曲もやっていて、バッハの曲を弾くためのタッチを習っています。
ロマン派の曲を弾くように弾いては台無しだけど、歌うようにも弾けないといけない。。難しいです。

子供の頃は、何だかよく良さがわからなかったバッハ、、しかも、インベンションを全部終わったのに
違う先生に変わったら、弾き方が違うからとバロックの他の曲に戻ってやり直してさらにインヴェンションをやりなおした。。という苦い思い出があり(^^;)余計にわからなくなってしまってトラウマ的になっていました。

大人になり色々と見聞きしたり、素晴らしい演奏に出会ったりして、今はすっかりバッハLOVEです!!!
ただ、真髄にまで辿りついて理解できているかと問われれば「いいえ」と答えるしかないです(^^;)

でも、絶対に理解して、生徒さんに面白さ、素晴らしさを実感として伝えられるようになりたいです。


2017.01.21 Sat l 未分類 l top
昨日はロシアン奏法の研究会でした。

先生が、まもなくブルグミュラーの練習の仕方をまとめた本を出版されるのですが
そのお仕事が立て込んだりされていて、研究会が2ヶ月程ありませんでした。

なので、久々で待ち遠しかったので、ワクワクしてました。

研究会の先生方同士で、先生から教わる様子を横から見られるのがためになります。

手の使い方は勿論ながら、ロシアのピアニストが来たときに色々聞いて知った事など、色々お話聞けて良かった。

今週は一昨日にはPメソッドの研究会も行ったし、明後日は和声の勉強を習いに行きます。来週も実は様々なレッスンを入れてしまってまして。。1月から、やる気入れて頑張って行こう!と思います。
2017.01.19 Thu l 未分類 l top
「シューマンの指」という、小説を読みました。

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電車の移動で本を読むので、なかなか読み終わらなかったんです。
内容は、最後にえ〜!という感じになる内容です(笑)面白かったですよ。

内容はともかく、いろんなシューマンの曲について色々と解釈(主人公などの)が書いてあります。
シューマンの人生のどのような時に作られた曲で、どういう精神的な内面であった時に、どういう意図やアイデアを持って
作られたのかとか。
シューマンを好きと思うのは、こういうことを含めてのシンパシーを感じての上でのものであるのだな〜と。
シューマン好きなら読むと面白いと思います。

私もシューマンが好きです♪
でも、弾きこなすとなると。
完璧に弾けるテクニックがもしも自分にあったとしても、本当に弾きこなすなんてことは
できないだろうなと思います。
普通に楽譜の通りに弾いて音に出しただけでは結局シューマンにはならないように思います。
そのことも、小説の中でも書かれていて、いちいち頷きつつ読んでました(^^;)

さーて次は何を読もうかな〜。

2017.01.16 Mon l 書籍 l top

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一昨日から雪が降り出して、雪国の京都です。。

屋根から積もった雪が頭に落ちてくるので、気をつけてくださいね。
特に、うちの裏のガレージからくる人は、屋根の真下を通らなきゃいけないので、気をつけてください!

2017.01.16 Mon l お知らせ等 l top
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ここ数日、色々作ってます!(笑)

今日は、先日作ったチューンアップのプリント(全調を覚えていくための最初の一歩の)や
昨日半日かけてまとめたソルフェージュや楽典の理解到達度チェック表などを
ファイルケース(中で透明ファイルをセットしていけるもの)に入れて、いつでもレッスンへスッキリ持ってこれる
セットを作りました!
今までも、プリントを順に渡して、各々の生徒さんがファイルに入れたりされて持っていただいてましたが
なくなったり、クチャっとなってしまったり(^^;)
そして誰がどこまでできていたのか、スッキリわかりにくいと言う難点があったのです。

それで、これから新しく入会いただく生徒さんには、鍵盤つきおんがくノートと言う
鍵盤が中に書かれているノート(270円します)とセットにして「スタートセット」としてお渡しすることにします。
この鍵盤ノート、本当に使いやすくて便利です。音符を覚えていく時にも書き込んで説明しやすく見やすいので、全調を覚えるにも便利です。

そこで、申し訳ないですが、お子様が入会時に入会金として500円を貰い受けることにいたします。
(大人の趣味の方で、必要がない方からは入会金としていただきませんが、もしもこのセットが必要でしたらお渡しいたします)

開けると、こんな感じです〜。必要なプリントが発生してきた時には、透明ファイルに入れてお渡ししますので
それをまた差し入れていただけます(^^)v
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そして、このように、ノートや出席カードなども、収納できます!スッキリして、なくさないしおカバンの中を探し回さなくってもオッケーになります(笑)
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今までの生徒さんも、もしも欲しい!と思われたら、全くこのままのセット(ノートも)で欲しい方は
500円同じようにさせていただいて、ノートいらない場合は200円でお渡しします。
2017.01.12 Thu l お知らせ等 l top
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今まで、金子先生や研究会の先生が作られたチューン・アップのプリントを使わせていただいてましたが
今日、ようやく自力で作りました!
次からチューン・アップ始める生徒さんにお渡しできます♪
2017.01.10 Tue l レッスンのひとこま l top
今日は、金子先生の発表会にて、ゲスト演奏をして来ました。

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呉竹ホールでした。客席が多くて大きいホールです。
去年北文化会館でコンサートをしましたが、そこより客席は多いです。
舞台上の広さは北文化の方が広いと思います。
ピアノはスタインウェイです。象牙っぽい黄色味を帯びた鍵盤で、ちょっと古いめでした。
広いホールでスタインウェイで弾くのは、やはり気持ちが良いです!

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先生は、年に2回、発表会形式のものと、ピアノを楽しむ会という会を催してられます。
色々工夫を凝らしたプログラムにされていて、楽しめます。
私は今回でゲスト演奏で呼んでいただいたのは3回目です。

演奏は、ちょっとヒヤリと(^^;)した部分がありますが、無事誤魔化せていたことと信じます(笑)

今年はまだ演奏会など全く決めていないです。
また昨年やったような、音楽祭も考えてはいます。今年に開催できるかわかりませんが第二弾はやるつもりです♪

新しいレパートリーを増やすことと、今までのレパートリーを再度磨き直しすること、、を軸にして
和声の勉強や、指導の研究を、じっくりする1年にしようと思ってます。

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2017.01.09 Mon l 演奏活動の事 l top