
昨日は、このロームミュージックファンデーションのスカラシップコンサートへ行ってきました。最終日です。
ロームが長年、日本の選ばれし若手音楽家の期待の人たちに奨学金を月30万返却なしで提供しているんです。
その奨学生のピアニストさんたちは、それで留学したり、さらに鍛錬を積まれてるようです。
その方々のコンサートを毎年されてます。
すごい顔ぶれのコンサートなのに、1000円で聴けるのです!
それは、クラシックの演奏者のみならず、聴衆も育てて受け入れの土壌から耕そうという試みからのようです。
本当に素晴らしい取り組みだと思います。
昨日は、崎谷明宏さん、中桐望さん、内匠慧さん、務川慧悟さん、というピアニストさんや
バイオリン、フルート、チェロの方(それぞれ素晴らしいです)がでる日でした。
ただ、私は、夕方にレッスンがあって全部は見れずに前半のみで帰ることに(;;)
でも、まだ生で聴いたことがなく、聴いてみたかった内匠慧さん、務川慧悟さんを聴けてよかったです。
崎谷さんは、前にも聴いたことがあるドンジョバンニの回想で、圧巻の演奏でした。
内匠慧さんは、現代曲の演奏に度肝を抜かれました(@@;)もうピアノじゃないです。響とダイナミクスとで立体的に渦巻く世界でした。すごい。すごい演奏の後、何かあったっけ?という具合に何事もなかったかのように立ち上がってお辞儀されて帰って行かれて、ギャップがステキでした。
務川慧悟さんは濃い赤いネクタイがピリッと効いててちょっと吸血鬼ちっく(褒めてます)な雰囲気。パリで学ばれてるみたいで、とても考え抜かれたリストのバラード2でした。
これからもみなさん、活躍されるでしょう!応援したいです。