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今日はとても良いお天気で、本当に春が来たんだなぁと思えました。
週に1度、朝早くに加圧トレーニングというのに通っているのですが
帰ってきて知恩寺の境内を歩いてると

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知恩寺の境内の桜も咲き出しました!!まだ満開にはなってません。

sakura2.jpg

こちらは、白色の桜。

まだ咲き出した所です。今週末が満開かな〜。
でも天気が崩れるかもしれないそうですが。

満開の桜もいいですけど、ハラハラと散りだした時の桜が
とっても好きです。ちょっと幻想的で、儚さがなんとも切なく。

そして加圧トレーニングですが。。。まだ12月から通いだしたばかりで
どうだかわからないのですけれど、成長ホルモンが出るとかで
筋力もですが、肌がきれいになったりするそうです!!
ですが、最近背中や肩がパンパンに張ってしまうようになり
もしかしたら身が張ってるのかも?!と思ったり。不調ぎみで。
動かすようになったら、肩こりなくなるかな、、と思ってたけど
おかしいなぁ。。と。

そして、昨日整体へ行ったのですが(整体も月に1度行っています)
あまりにも硬いのにびっくりされ。
実は加圧トレーニングに通いだしまして。。。と言った瞬間
「呼吸してくださいよ、絶対やってる時に息止めないでくださいね」
とおっしゃいました。

そういえば、トレーニングの時に、トレーナーの方からも、たまに
「自然な呼吸をしてくださいね」と言われてることを思い出しました。

自分としては、止めてる意識はないんです。
でも、体の動かし方を考えて集中しちゃうと、やっぱり
止めて考えてしまってると思います。
そうすると、筋肉が硬くなってしまうようです。

今日は、それに気づいたので、意識して呼吸しながらやってみました。

今の所、大丈夫な気がします!!

加圧は、意識して内腿の筋肉を使い、お尻を上げて
閉めたり、様々な動作があるのですが
脳の中でイメージして意識して動かそうとすると
そのように使えるのがわかります。

ピアノの奏法についても、全く同じだなと思っていたのですが。。
それって、呼吸に関しても全く同じなんだわと思いました。

どうしても頭でじっくり考えてる時って息止めがちです。
でも、イメージすることはとても大事。
その兼ね合い、、イメージの中に、どの部分を使うか
どの部分をリラックスさせるか、などに加え、呼吸をどうするか
ということもイメージする、、ゆっくりの動きでもそれをやれたら
故障することなく、筋肉を硬くすることなく
動かせるようになるんじゃないかな。。

などと、結局はピアノに結びつけて考えてしまいますね(^^;)

左京区のピアノ教室clair sonorite
2016.03.31 Thu l 未分類 l top
◯ 。ぴあの通信 。◯ Clair sonorite vol.3 2016, April, 。◯

とうとう新学期が始まりますね!
学年が一つ上がって、お子様自身も今までよりお兄さんお姉さんになる!という気持ちが
芽生えてる時期なので、仕切り直しにぴったりな時期だと思います。
今後の進め方も含め、保護者の方と口裏を合わせ(というと言葉悪いかもですが(笑))
お子様をその気にさせて、勇気づけていきましょう♪

~おしらせ~

保護者さま限定ですが、もしもご自身もピアノ弾いてみようかな、、もしくは子供さんに私が伝えようとしている奏法や子供さんの今やっている曲をご自身も理解しておきたい、、と思われる方がいらっしゃいましたら、単発で30分1000円でレッスンさせていただくのはどうだろうか?と考えています。お子様のレッスン前後だと良いかもしれないのですが、夕方の時間帯はほぼ前後が詰まっておりますし、お子様に30分待ってもらうのは大変ですので、別の日や時間に予約していただいて、、という形になりますが、ご希望ありましたらおっしゃってください。
2016.03.30 Wed l お知らせ等 l top
アルフファベットシール

A,B,C,,,と英語読みも、いずれコードを覚えていく時には必要になるので
生徒さんには覚えていっていただいています。

シールで貼ったりしながら、遊びながら覚えていただいてます。

百円ショップで、いつも定番の赤青黄緑白、、の丸シールを買って
それにアルファベットを手書きしてたんですけど
先日水玉模様のシールを発見〜♪
しかもパステルカラーで可愛い(>▽<)

早速、先日姉妹で来てくださってるAちゃんとHちゃんに使っていただきました。
女子(一応私も(笑))だからか、やはり可愛いことは
みんなで気分が上がって楽しく出来ました(^^)


京都市左京区のピアノ教室Clair Sonorite
2016.03.29 Tue l レッスンのひとこま l top
yokoyama.jpg

昨日は家の近所にある、日仏会館にて毎年行われている、フランスから教授方が
来られて、レッスンをする京都フランスアカデミーの公開レッスンを聴講いたしました。
ピアノだけでなく、フルートや弦楽器などもありますし、それも聴きたい!と思いつつも
土曜はレッスンもありますし、無理かな〜と見てみると
17:30開始からのには行けそうだし、しかもルイサダさん!!
これは行かねばと。そのあとの19時半からのプルーデルマッハーさんもピアノのレッスンですし
2つ、見に行ける!!と。毎年あるけれど、行けなかったのですが
今年はようやく、見に行けました。

行ってよかったです〜!
マスタークラスなどを見ると、一流音楽家の方々は共通したことを
おっしゃるなぁと思います。
その音楽的な捉えかたを伝える感じが素晴らしいんです。

そして、今日は、とあるアマチュアピアノ弾きのマダム(アマチュアと言っても、素晴らしい腕前のお方です)
がご自宅にて開催された、横山幸雄さんの公開レッスンとミニコンサートを見に行きました。

このかたは超人的な方だと思います。。
ショパン全曲をコンサートで一気に弾かれたり、、という挑戦もされてますし
今度は、ベートーベンの協奏曲を5曲全曲一気にやるんだとか・・・。

そして、今日は、前半後半があり、前半3名のレッスンをした後に
ミニコンサート、そして後半にも3名のレッスンをした後に
またもミニコンサート(それぞれ曲は違う)

内容、素晴らしかったです。
生徒さんによって、レッスンすべき事柄を瞬時に見抜き
的確にアドバイスされるのも、ピアニストというだけでなく
教師としてのずば抜けた能力にも驚きます。
コンサートももちろん、素晴らしく。
音楽的に何ひとつ間違うことがない(音のミスの話でなく)
確信を持って全てコントロールされていて。。
音の種類が色々ピアノから引き出されて、、ハァ〜〜(@@;)と感心。

昨日と今日の公開レッスンで、私が心に残ったのは
リストのことです。リストって、イメージ的に、ガンガンと弾いて
技巧的に見せびらかす演奏、、というのが、、なんとはなしに思ってしまっていて
先日から書いてる本を読んだりして、違うのはわかってるし
以前、エラールピアノ(今の時代より前の今のピアノになるちょっと前のピアノ)
をリストは弾いていた、、とのことで、エラールピアノでのリストの曲を弾かれるコンサート
を聴きに行ったこともあるし、知ってはいたんですけど、それでもなお
現代のピアニストが弾くリストの刷り込みが自分の中にあったように思います。

ルイサダさんのレッスンにて、とても巧みに弾かれる若いお嬢さんがリストを弾かれていたのですが
音量や弾き方を、プロコフィエフを演奏するかのごとく弾く必要はなく
プロコフィエフは現代のピアノになってからの作曲家で
リストは、ショパンと同じ頃の同じようなピアノで作曲したり
演奏活動してたわけだから。との事で、ほんとだよね〜〜〜と改めて思ったんです。

そして、今日の横山先生の使用ピアノは、プレイエル(ショパンが愛用したピアノ)
でして。
今のピアノとは全然違います。
そのピアノで、ショパンやリストのレッスンをされて
合間に先生が弾かれて、、
特に、リゴレットパラフレーズなんかは、なるほど〜〜〜〜と思いました。

リストはガンガンにデジタルてきに弾くものではなく
合間の空気や香りや時代的な雰囲気を、音の間や歌に感じさせるように
弾くべきなんだなぁ。。と思いました。
まぁ、思うのは簡単ですよね(笑)

今日は、聴講へ行く前に、ベヒシュタインというピアノを試弾しに楽器店へ
行って1時間弾いてから行き、、欲しいな〜と思ったけど
800万円超えたピアノ、買えるわけないです(笑)
でも、さらにこの先値上がりするそうです。だから、今のうちです!とか。。
いやいやいやいや(^^;)

お友達と待ち合わせてランチも食べ。。
楽しい1日でした!
2016.03.27 Sun l 研究会、セミナー l top
昨日のペースメソッドの研究会で、話の流れでリストの話が出ました。
暗譜でピアノの演奏をする、というのを始めたのはリストだという話や、モテモテだったこととか。
今の時代のスターよりも凄いスターだったみたいですし
曲も派手で、演奏の見た目の効果もよく考えていたようですよね。

この本を前に読んでいました。

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リストのことがよく解って面白かったです。
人気があったと言っても、どれほどのことだったのか。今の芸能人や
アーティストとは比べものにならないくらいの、存在であったようですが
それが、具体的に分かりやすく説明してありました。

恋多き人で、派手で、、という一面がよくしられてますけど
慈善活動やチャリティなどの奉仕の精神をとても持ち合わせてられたそうです。
ヴィルトゥオーゾとして、超絶技巧を見せびらかす人、、というような
誤解もあるようですが、実際にはいわゆる技巧的な奏法やメカニックに偏重する奏法を
ことのほか軽視し、嫌ったそうです。
「生きている愛しき人々を光で照らし、亡くなった愛しき人々を精神的にも肉体的にも安らかに
眠れるようにすること。それが私の芸術が求めるものであり、目的なのです。」
とリストが親しかった叔父に当てた手紙に書いたそうです。
そして、54歳で聖職者になられたそうです。

どんなピアニストもかなわない凄いピアニストであり、スキャンダルにまみれたスーパースターであり
莫大な寄付を行った慈善家でもあり、後進の指導に情熱を注いだ教育者でもあり
敬虔なカトリック信者であり聖職者。。。

そんなリストの色々を知ることができて、面白い本です。

あぁ、、、ショパンやリスト。。
その頃にタイムスリップして、実際の演奏を聴いてみたいですね(><)
実際に生きてたなんて、、。
それは叶わぬ夢ですけれど、楽譜というのはタイムマシンのように
その作曲家の生み出したものを後世に運んでくれるんだなと
しみじみ思います。

2016.03.16 Wed l 書籍 l top
3月に入って、指導者向けのセミナーにすでに3回行ってます。
先日も書いてましたブルグミュラーと、一昨日も、昨日もでした。
必ず学びや発見があるので、やめられません(笑)

今日はマズルカについての楽曲セミナーでした。
色々と、マズルカ関連の動画を見せていただいたりしました。

私、マズルカ大好きです!
ショパンの時代、あの和声は斬新だったでしょう(><)
本当に、何が良いって、今日の先生も書いてられましたけど
「ざらっとした」
部分。綺麗に機能和声ですっきりとさせた単純さがなくて
多声で。民族的なリズムとメランコリックさ。懐かしさ。
幻想さ。
マズルカは、マズル、クヤビヤク、オベレク、という種類で分けることができて
一曲の中で、それが使われていたりします。

そして、誰の演奏が好きかな〜と、、色々な人の演奏がありますし
どれが、マズルカとして正解かってわかりませんけど
ウィリアムカペルさんのCDのマズルカが好きなので
動画でないかな〜と探していたんですけど、違う動画に行き当たって。
もう素敵すぎるので、紹介しておきます。マズルカは弾いてないですが
スカルラッティとショパんのノクターンと、フォークソングを弾いてるミニコンサートの
様子をテレビ放映したもの。
カペルは超天才でしたが、飛行機事故でめちゃくちゃ若くして亡くなっています(涙)
アメリカ人でありながら、スラブな演奏ができていて不思議ですが
ロシア系ユダヤ人の家系に生まれてられたとの事で。血かな。。



マズルカも見つけました!







そうそう、昨日は5歳の男の子さんが入会してくださいました。
先月、今月で、4人のお友達が増えました(^^)
皆さん、可愛らしくハツラツとしたお子様ばかり。本当〜〜〜〜に可愛いです。
ますます楽しい春になりそうです。
頑張ります♪
2016.03.09 Wed l ピアニストさん達 l top
ピアノ関係の友人(と呼ばせていただいて良いのか。。お医者さんをされてる女性なのですが)
が最近発見された、スタインウェイフルコンとベヒシュタインのセミコン、2台の高級グランドピアノを
置いてられる練習室へ、試しに行ってまいりました。
京都市内です♪

練習室


天井は低いです、とHPにも書いてあったのですが
低く防音も完全なのですが、デッドということもなく
耳が痛くなるような響きすぎるということもなく
非常に快適なお部屋でした〜♪

二人で色々と曲を弾いたり、色々とお話もできて。3時間でしたがあっという間、とても楽しかったです。

2台の練習ができるし、6人くらいなら余裕な感じなので練習会をやれる感じです。
(人数的には20人くらいは入れるかも、と書いてられたのですが、お話によると消防法などで引っかかるから
人数が多すぎは不都合が出るようです。)


2016.03.07 Mon l 未分類 l top
ピアノを私が教えさせていただくにあたって
何を身につけていただきたくて、どういう風に最終的に到達していただきたいか。少しつらつらと書いてまとめてみようかなと、ちょっと書いてみます。

まずは正しい奏法を身につけていただきたいです
なぜなら。。。。

体の仕組みに反した無理な動き、脱力が正しくできていない状態で指や腕を使って弾く→
スムーズに動かしにくい→
無理に調節してしまう/思ったように弾けない→
筋を痛めてしまう/音色の調節ができない、音が汚くなる→
痛いから弾かなくなる/良い音がわからない、またはわかるから汚い音で弾いても美しくないから嫌になる、思い通りに動かせないから難しい曲に入ると弾けなくなる

そうならないためにも、最初の段階から、1音を正しく脱力した状態で打鍵できるように
美しい音を目指して響を良く聴き、音楽を奏でるという事を意識して弾けるように、と考えてます。
(そのために使用してるのが、松田先生のテキスト、ピアノレッスンシリーズです)
まずは、それが一番ピアノを弾くには必要だと思っています。

最初は1音づつ。次は1音づつ右と左の交互で。。
ピアノをやっていたことのあるお母さんや、どんどんと難しい曲を小さいながらに弾くことが
良いと思われるお家の方がいらっしゃったら、もしかしたら
「なぜこんな簡単なことを、しつこくやるのかな?一体本当に弾けるようになるのかしら?」
と疑問に思う方が出てくるかもしれません。

ですが、上記に書いた通りに、最初が一番肝心なのです。
考えなくてもそのような動きができるように、脳の中の無意識的に動かせるようになる部分へ
その能力を格納できるようになってから
難しい曲にトライしたら、いくらでもできます。
年齢が小さいのに、難し(そうに)見える曲、早く指を動かすような曲を弾いてる様は
確かに目を引きますし、褒められやすかったりします。(特に、ピアノに詳しくない方ならなおさら
早く指を動かす曲をガチャガチャ弾いていても、それをすごい!と思ってくれる場合が多々ありますから。。)
が、その曲だけ、その時だけ、弾いていても、頭打ちが来てしまうことになります。
曲芸では意味がないと思うんです。
たとえ、1音であっても、ものすごく感動的な響きで弾けて、空気を通してその音を
人の耳に届けた方が、ガチャガチャ弾くよりも芸術的なんじゃないでしょうか。。
もちろん、小さい人でも才能が豊かで、弾けてしまう方もいらっしゃるかと思います。
そういう人にはもちろん、弾かないように、などとは思いませんが、手の大きさからして
無理がある曲をわざわざ弾くのは、弊害も多いと思うのです。

こればかりは、ご本人の性格にもよりますし、1音づつをじっくり頑張るのが
苦痛な子もいたりしますから、臨機応変に、弾きたい気持ちを優先して
そのお子様が正しい奏法だと綺麗な音で楽に弾けるようになるんだよ、、という事の説明を
聞く耳ができて、自分でもトライしようという気持ちが湧いてきた頃に
徐々に、サブリミナル効果のように洗脳するかのように(^^;)レッスンの中に
入れてやったりもしています。

でも、発表会など、ちょっと挑戦するくらいの曲を選ぶ場合には
大好きな難しい曲にトライしてもらってもいいと思っています。

リース緑


次に、譜面を正しく読み取れる、知識、そしてイメージ力と感性を
なぜなら。。。

譜を読むのが早い遅い、人には色々あります。
が、譜読みが遅いと、次第に譜読みが苦痛になってきて
様々な曲へトライする気力と楽しさがわからずに、ピアノを続けないことになります。

譜面を読むのを早くするには、音符を覚えることもですが
横の流れを形で捉えて、鍵盤と連動させて捉えて
手を動かせるようにすることが必要です。

そして、調性を覚える。
移調もしてみたり。
同じ形を探してみたり。
つまり、楽譜を分析しつつ全体を把握するように考える。

こういう事は、ペースメソッドを元に教えていっています。

レッスンで、みつ玉カードを使ったり、高い真ん中低い、、などとやってますのは
ゆくゆく、こう言った内容を理解するための、最初の部品のようなものです。

これも、「一体、こんな事やっていて、ピアノ弾けるようになるのかな?!」と
お母様が思われる事が多いそうです。
なぜか、という事を分かってもらえれば、納得いただけるかもしれませんね。

そして、譜面からの情報で、曲のイメージを捉えてどのような音が良いか考えて弾く。
ただただ、音符が「ど」だから、「ど」の場所の鍵盤を弾く。。。。
ということだけでなく
どんな「ど」の音を鳴らそうかな?コワ〜イ「ど」?
カリッとした「ど」?
それとも、ほんわかと、あったかい感じの「ど」?
などと、考えて、そのような音を鳴らそうと行動して
そして、実際に鳴った音はどんな響かな。。と聴いて感じて考える。

もし、そんな「ど」を弾きたかったら、じゃあ、腕はどうしたらいいかな
指はキュッとしたほうが良いかな?はたまたクッションの面で弾いたほうが良いかな?
と、正しい奏法を使って、色々と音が出せたら。。


そこまでのことを総合的に身につけて最終的には
ショパンやベートーベンやモーツァルト、シューマン、シューベルト、リスト、ラヴェル、ドビュッシー。。
そうそうたる素晴らしい作曲家の曲を、自分の力で読み取り、弾ける事

が最終目標かなと思っています。

もちろん、芸術に完成はありませんから(^^)
最終目標だなんて、言うようなもんではないとは思います。



京都市左京区のピアノ教室Clair Sonorite
2016.03.03 Thu l 理念 l top
今日は研究会でした。
いつもの研究会以外の曜日のグループの先生方もまとめての
セミナーのような感じです。
今回はブルグミュラーの1番から5番までを取り上げていただき
生徒がその曲で習得すべきポイント
(指先のタッチの仕方や腕の使い方など)
そのための練習の仕方
音楽を譜面から読み解いて、それによって
どんな音にするか、そしてその音を出すには
どのように指の形やタッチを変えるのか。。
そして、そのタッチのことは、すでにそれまでのレッスンにて
先生のテキストで子供達は学んできているわけですが
その時覚えたことを、こうやって曲に取り入れて使うことができるということ。

先生のロシアン奏法の学ぶ順番としては
最初は1音で、音を聴き分けつつ正しいフォームを身につけ
左右の手を交互に使えるようになり
次は2音のレガート、3音のレガート、、
スタッカート、重音、和音、跳躍。。。

そしてどんな曲であっても、それの相似形で、発展していくだけの事なんだという事もおっしゃっていて
本当にその通りだなと。

例えば超絶に細かい音符ばかりの速い曲を弾くとしても
音符は、上がるか下がるか同じ場所か、そのまま上がっていくか
それとも折り返しがあるか等。
その繰り返しなわけです。

基本的な重みのかけ方抜き方、力の入れる向き、指が向かう方向など
どこまで難しくなっても同じ事です。
という事は、やっぱり最初が肝心ですね。

いつもの研修会ですと、それぞれの先生が弾いて、それぞれのグループの
曲をやって進んでいってるのですけど
こうやって、まとめていただけると、ピンポイント的に学んだ事とリンクして
整理しやすくなりました。

奏法、教えてあげたくても、やはり生徒さんはそれぞれですから
理解の仕方もひとそれぞれ。
先生は経験もおありで、様々〜〜〜な症例を見てこられてるので
その方法をおっしゃってくださったのをメモりながら、ヒントにさせていただきつつ、、
かといって来てくださってる生徒さんに、そのまま当てはめられないことも多いかもですが
絶対に身につけてあげさせたいなと、強く思いました。

やはり根気は要りますから。。。
生徒さんの根気と、私の根気と、二人三脚ですね。

そして、ピアノを弾く楽しさというのが
ただ、知ってる曲だから弾いて楽しい、とか、だけではなく
本当の意味でわかる時が来て
自分で譜面が読めて、考えて、音を決めて
その音をどうやったら出せるかがわかって
思い通りに奏でられるようになったら、ピアノが弾ける人になるということかもしれません。

みんなそうなって欲しいです。

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2016.03.01 Tue l 研究会、セミナー l top