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パスカルロジェ1
パスカルロジェ2

サティ、フォーレ、ラヴェル、ドビュッシー。フランス作曲家の王道の曲でした!
本当に美しい音色で、これがフランスの作品を演奏するいうことか!という感じの演奏でした。
うっとり〜♪

曲ごとの拍手はせずに、1部が終わる時に拍手をするようにとのアナウンスがあり
全部通しての演奏です。
すごい集中力。そして、そのおかげで、夢の時間が分断されなくて音楽に没頭できる感じがしました。
2部も全曲通して。
それもあって、聴く方も襟元正して正座して聴く、、ようなメンタルで聴かせてもらってましたが
アンコールでは、にっこりとされていて、ドビュッシーの喜びの島をバシッと弾かれて
さらに拍手が収まらないので、お茶目な雰囲気で、では少しだけ、またドビュッシー、と言って
月の光を。。。。
まぁ美しいこと。
完璧でした!

あのように、フランスの作曲家の曲を弾けたらなぁと憧れました。
少しでも近づけるように、頑張りたいです♪

2022.11.24 Thu l ピアニストさん達 l top
先日ショパンコンクールが終わり、日本人のピアニストさん、反田さん2位(イタリアのガジェブさんとタイ)
小林さん4位となりましたね!おめでとうございます。2人も入賞ですね。

ショパンコンクールは、その時ごとに審査基準が色々変わるみたいで
今回はどんな感じかな〜と思ってました。
個人的な印象では、お客さんにダイレクトに伝わりやすい(理解しやすい)演奏の方が残って行ったのかなという感じでした。
こんな高レベルのコンクールは、もはや能力の優劣は順位では決まらないと思います。
出てる人ほぼ、コンサートピアニストとして活躍してる人たちでしたし
ショパンコンクールというだけあって、ショパンをどう理解しているか、とか、ショパンらしいとは、とか
その都度論議されるんですけど、、ほんとその時その時の審査員の方々の判断や好みで変わるので。

今回は、私好みの音色や雰囲気のショパンの演奏される人とか残らなかったのですけど
2次の演奏を寝ぼけながら聴いてたら、急に目が覚めてこの演奏誰?!と耳を奪われた人が1位のブルース(シャオルー)さんだったので
個人的には、やっぱり!と思ったのと、嬉しいのと(^^)なんとな〜くトリフォノフさんを思い出すキラキラ音色の方でした。ファッチオリのピアノを選ばれてました。
あと、中国のハオラオくん(17歳!)も、1次で聴いてインパクトあったんですけど
ファイナルまで残ったので♪それも嬉しかったです。
今回17歳の人が3人もファイナルになってましたね。

6年前は、ショパンコンクール、現地に行って観たんですよね〜。。。懐かしい(;;)
コロナもあって、すっかり海外に行きたい気持ちにもならなくなってしまいました。
いつかまた、行くことがあるのかな。

2021.10.24 Sun l ピアニストさん達 l top
コロナで延期をしていたポーランドでのショパンコンクールが始まります!

世界のコンクールの中でも一番有名で重要なコンクールです。

今年もたくさん日本のピアニストさんが予備予選を通過して参加されます。

こちらにURL貼っておきますので、みなさん是非チェックしてみてください。

ショパンの曲のみのコンクールですし、同じ曲を様々なピアニストさんが弾くので

比べてみて、自分の好みはこの方だな〜とか思いながら聴くのは楽しいですよ♪

⬇️ ⬇️ ⬇️

ショパンコンクールのHP


1度だけ現地にショパンコンクールを見に行ったことがあります。
とてもよい思い出です(^^)
また行きたいなぁ。。

2021.10.03 Sun l ピアニストさん達 l top
今エリザベート国際ピアノコンクールが行われていて、ファイナリスト6名が選ばれたところです。

エリザベート国際コンクールのHP

ライブ配信で、コンテスタントの演奏を聴けるので、ぜひ聴いて見てください。
↑のページの、それぞれのコンテスタントの写真をクリックしたら、情報が出てきて、下に予選とセミファイナルの演奏動画があります。そこから見れますよ。

セミファイナルまでの演奏も、アーカイブで残っていますので、ぜひ!

セミファイナルはモーツァルトのピアノ協奏曲を弾くことになっていてみなさま弾かれてました。
同じ曲でも、人によってこんなに違うんだなぁと比べることもできます。
自分の好みもわかってきます(^^)

ファイナルは、ラフマニノフやブラームスなど、重厚なコンチェルトです。
とても楽しみです。

日本人のかた2人残ってられます!!若手というより、もうすでに結構名前が知れてるお二人です。
ロシア人3人、日本人2人、フランス人1人。
ロシアは、一人の人を、おお!さすが!!と思って、一人の人はダークホースでは?!と思って、もう一人の方はまだ聴いてなく(^^;)
フランスの人は、モーツァルトがチャーミングでした。

変な先入観や人の意見は関係なく、純粋に今回は聴いてみたいです。みなさまにも、そのように聴いていただきたいかも。

でも、ロシア人の人たちのタッチは、やはり深いですね!!!
ピアノの中の音を弾けてるなと感じます。そこはちょっと注目していただきたいかも。
あと、ものすごく音楽的な意思を感じる演奏されるな、、とも。

IMG_6561.jpg

2021.05.19 Wed l ピアニストさん達 l top
少し前に、ロシアの女性ピアニスト・エリソヴィルセラーゼさんのコンサートへ行きました。

前から松田先生がずっとファンでおられたので、生で聴きたいなと思っていました。
お年は77歳!!

とてもそうは思えないテクニックとメカニック。。
聴いてるうちに、このお年なのに、、などという感想は飛んで行きましたね。そういう次元じゃない(^^;)

チャイコフスキーの四季も、それぞれ絵画を見てるような、、濃い色彩や淡い色、様々な質感の音色で感じられて
1音1音に意味あるような。

プロコフィエフは、もはや未来の音楽では?!と思うくらいに、人間が弾いてる音でないようでいて、でも無機質じゃないって感じで、とりあえず格好いい!!

トッカータ、本当にすごかったです。
youtubeにもあったので貼っておきます。



シューマンの幻想曲も、うっとり。。

アンコールはショパンのマズルカとワルツを。
もう、さら〜っと本当に息してるのと弾いてるのは大差ないの、、って感じに弾かれて
説明つけられない感情がど〜っと押し寄せて涙出て来ました。音楽そのものなヴィルセラーゼさんの存在そのものにも感動してしまって。

ロシアの方なので、むやみやたらにニコニコニヤニヤしないので、一瞬怒ってるのでは?!と思うお顔なのですけど
すぐにだんだんにっこりなさって、なんとなく安藤サクラさんを思わせるお顔でした。
年齢とか性別とか超越して、格好良くて綺麗でカッコよくて、すっごく好きになってしまいました。
コンサート行けて良かった!

ロシアメソッド研究会の先生方もみなさん来てました。
クラシックコンサートマニアの方々も勢ぞろいという感じで、お客層がめっちゃよくて。
200席のバロックザールで聴けてお客様も含めて雰囲気も最高でした。
2020.01.27 Mon l ピアニストさん達 l top